「派遣の仕事を始めたいけど、安定してなさそうだし、ずっと続けられるか心配・・」
これから事務職の派遣社員としてやっていこうと思う時、将来が心配になりますよね・・。
派遣と聞くだけで「いつ切られるかわからない」「不安定」というイメージを持ってしまいますし、そんな状態でずっと続けられるか不安になるのも無理ありません。
事実、現時点では正社員の方が安定した雇用形態といえます。
というわけで、今回は事務職の女性派遣社員の将来性について、独自の意見をまとめたいと思います!
目次
事務派遣は本当に不安定?女性派遣社員の将来性は・・
先に私の結論をお伝えすると、事務職の派遣に関わらず、基本的にはどの職種・雇用形態も将来性があるとは断言できません!
つまり、「派遣社員=将来性がない」というのは合っているようで間違っている、ということです。
派遣には「高給」「好きな時に自由に働ける」「好きな仕事を選べる」など、数々のメリットがありますが、現時点の制度では雇用形態として安定していないのは事実です。
ただ、この先の時代の流れを考えると、将来が不安なのは他の職種や正社員にも言えることです。
というのも…
- 正社員がいつでもクビにできる時代が到来する可能性有
- IT・人工知能(AI)の技術が革新的に進めば、あらゆる職業が消える可能性大
と、思うからです
正社員をいつでもクビにできる時代が到来する可能性有
現状、日本は人手不足の状況ではありますが、企業側も正社員を雇える程の体力は有り余っているわけでもありません。
厚生労働省の統計データでも、ここ10年で非正規社員が約300万人増えている一方で、正規社員は13万人しか増えていない結果が出ています。
企業側からすれば、クビにできない正社員を雇うよりも非正規社員を雇った方がリスクが少ないですし、これからはスキルの高い・能力の高い非正規社員をドンドン採用する方が断然コスパが良いです。
たとえば、正社員100人を雇っているA社と非正規社員100名採用しているB社があるとして、それぞれの正社員と非正規社員の能力が同じだった場合、どちらの企業が有利かは明白ですね。
社員を抱えていないB社の方は人材の入れ替えが簡単にでき、同じ人数のままでよりスキルの高い人材を確保できる一方で、A社は正社員をクビにできないので、正社員プラスアルファで外から人員を確保する必要があります。
つまり、今の時代は正社員を抱えるよりも非正規社員を雇った方が企業はお得、ということです。
当然、時代の流れは止められませんので、今後は正社員をいつでもクビにできる時代が来るのも時間の問題でしょう。
実際、アメリカの企業は、非正規社員であろうと、正社員であろうと、能力の高い人をドンドン採用していき、力のない正社員は簡単にクビにできる仕組みに取っていて、世界で通用する企業を続々と輩出していますよね。
そもそも、「正社員=仕事ができる・能力が高い」という考え方は間違っていて、雇用形態で能力を判断するのではなく、仕事の出来で判断するのが正しいあり方ではないでしょうか。
どんな職業も消える可能性有!IT・人工知能(AI)の技術が進むと・・
先程は正社員の将来性も不安定というお話でしたが、続いては職種の将来性について。
アメリカでは、今後10〜20年程で約47%の仕事が自動化されて仕事が失われるリスクがあると言われていますが、日本でも同じことが言えます。
無くなる可能性のある職業はあえて掲載しませんが、ここで言いたいことはほとんどの職業は将来が保障されていない、ということです。
事務職の派遣はもちろん、運転手、小売販売員、通訳家など、男性・女性、雇用形態問わず、いつどんな職業が消えるかわかりませんし、正確に分かっている人は誰もいないでしょう。
もちろん、教師・医者・漫画家など人間でしか行えない仕事は残る可能性が高いと考えらますが、それもその時が来ないと何ともいえません。
つまり、将来性があると断言できる職業はほぼ存在しない、ということです。
結局、どんな仕事を始めるにしろ、将来の心配は拭えないってわけですね。
まとめ
以上、事務派遣の将来性でした!
残念ながら、事務職の派遣社員であろうと、他の職種の派遣社員であろうと、そして正社員であろうと、将来性があるとは断言できません。
むしろ、「将来性がある・ない」と断言するのは無責任な話で、断言しないのが正解な気がします。
まぁ、未来から来た預言者なら別ですが^^苦笑
ただ1つ言えることは、派遣・正社員関係なく、スキルの高い・能力が高い人が生き抜ける社会が来ることは間違いないでしょう。
そういった意味では、派遣社員でも正社員でも、これからは自分のスキルを磨いたもの勝ちってことですね◎
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