「紹介予定派遣って何?」
「一般派遣との違いって?」
派遣について調べていると【紹介予定派遣】というワードをよく目にしますね。
派遣未経験者からすると、普通の派遣と何が違うのか、そもそも紹介予定派遣って何のことかさっぱりではないでしょうか^^;
ということで、一般派遣との違いと合わせて紹介予定派遣の基本知識をご紹介しますね!
紹介予定派遣とは?
と〜ってもカンタンに言うと、紹介予定派遣とはお試し期間付の直接雇用制度です。
紹介予定派遣の流れとしては…
- 派遣会社を通じて一定期間派遣社員として働く
- 期間中は実際の仕事内容や職場を見極める
- 期間終了後に派遣先企業と本人で話し合い、正社員・契約社員になるか決める
といたように、正社員になることを前提に派遣社員として働けて、期間中は職場の雰囲気や仕事内容など、実際の現場環境を肌で感じることができます。
たとえば、事務未経験で正社員を目指す場合「自分に事務職は合っているのか?」「本当にやっていけるのか?」ということを実際の仕事を通じて見定めることができますし、たとえ未経験でも仕事に就くチャンスがあります。
つまり、紹介予定派遣を利用すれば、正社員を目指しつつ派遣社員として就業できるというわけです!
企業側も仕事ぶりを見た上で採用ができるので、双方のミスマッチを防げる有効な制度といえます。
一般派遣との違いは?
一般派遣と紹介予定派遣の決定的な違いは、正社員になることを前提に働くか否かです!
一般派遣だと派遣会社の人材として一定期間企業で業務を行うのですが、紹介予定派遣は正社員登用や直接雇用の試用期間として働くことになり、それに伴って以下のような違いが出てきます。
違いの内容 | 一般派遣 | 紹介予定派遣 |
---|---|---|
①企業との事前面談 | 無 | 有 |
②派遣期間 | 最大3年 | 最大6ヶ月 |
③直接雇用の手続き | 期間終了後 | 期間途中でも可 |
①通常は企業側と派遣社員が事前面談することが禁止されていますが、紹介予定派遣では正社員になることを前提にしているので、事前面談と選考が行われます。
②一般派遣だと派遣期間は最大3年と派遣法によって決められていますが、紹介予定派遣では試用期間という位置づけから最大6ヶ月と決まれています。
③一般派遣は就業期間中に雇用契約を結ぶことはできない一方で、紹介予定派遣は直接雇用が前提にあるため、双方の合意があれば派遣期間中でも雇用契約を結べます。
良いことばかりじゃない?紹介予定派遣のデメリットも知っておこう
ここまでの内容を見て、
「就活するよりも紹介予定派遣で正社員目指した方が良さそう!」
「未経験者でも楽に正社員になれそう!」
と、紹介予定派遣は正社員を目指す方には嬉しい制度のように思えますよね^^
ただ残念ながら、この制度にはいくつかのデメリットがあるのも事実で、必ずしも紹介予定派遣を選ぶのが得策とはいえないのです!
むしろ紹介予定派遣を使うことによって非効率的になってしまう場合もあるので、きっちりデメリットを踏まえた上で紹介予定派遣か一般派遣で働くか決めることをおすすめします。
デメリットの詳しい内容は以下の記事をご参考ください◎
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