「資格なしだと、やっぱ事務派遣で就業するのは厳しいのかな・・」
「求人を紹介してもらいやすくなる、有利な資格って何?」
事務未経験から派遣社員を始める場合、資格は必須ではありませんが、あるに越したことはありません。
全く同じ条件の人がいた時、資格がない人よりもある人の方が採用されやすいはずですし、資格を持つことによって自信を持つこともできます。
というわけで、これから事務職に挑戦したい方へ向けて、派遣社員でおすすめの資格をご紹介したいと思います!
目次
未経験で取得するなら?事務派遣でおすすめの資格3選
先にお伝えしておくと、基本的に事務職の派遣に資格は必要ありません。
派遣社員でいう資格は、給料アップしたい時や今以上のスキルを身に着けたい時など、どちらかというと経験者の方が必要になる場面が多いです。
ただ、未経験者でも持っておくと、後々活かせる資格はいくつかあり、その資格というのが以下になります。
資格名 | お役立ち度 | 取得期間の目安 | 取得にかかる金額の目安 |
---|---|---|---|
MOS | ★★ | 3か月~半年 | 2~5万円程度 ※通信講座を受講した場合 |
日商PC | ★★★ | 3か月~半年 | 5~10万円程度 ※通信講座を受講した場合 |
簿記3級 | ★★ | 半年~1年 | 5~10万円程度 ※スクールに通った場合 |
もちろん、これらの資格を取ったからといって必ずしも採用されやすくなるわけではなく、この資格をどう業務に生かすかが大切となります。
MOS【お役立ち度:★★】
事務職の代表的な資格がMOS(マイクロオフィススペシャリスト)です。
この資格を持っていれば、Officeソフト(Word・Excel・PowerPoint、etc…)の基本的な使い方・昨日を学べるので、業務の大半がパソコン作業の事務職に役立つ資格です。
特に、エクセルは頻繁に使うソフトで、ちょっとした小技を知っておくだけでも効率的に業務が行えます。
ただ、派遣先の業務でこの資格で学んだことがそのまま活かせるかと言われると微妙なところで、実践的なPCスキルは現場の経験を通じてでしか学べません。
日商PC【お役立ち度】
MOSと同様、パソコンスキルが学べるのが日商PCの資格。
この検定は、
- Wordを活用したビジネス文書作成
- Excelを活用した表・グラフ作成、データ分析
- パワーポイントを活用したプレゼン資料の作成方法
と、MOSが機能重視である一方で、日商PCはより実践的なオフィスソフトの使い方やビジネススキル・マナー等を学ぶことができます。
未経験者には少し難易度が高い資格なので、余裕がある方は取っておくといいかもしれません。
簿記検定2級【お役立ち度:★★】
簿記も事務社員に人気の資格です!
ただ、「事務=簿記」みたいなイメージがある方もいるかもしれませんが、厳密には経理・財務・人事等の業務で役立ちます。
また、社会的な評価も高い資格と言われていて、持っているだけでも評価してくれる会社も多いようです。
ただ、未経験者OKの求人では、いきなり経理や財務の作業を任されることはなく、直ぐに資格の知識が活かされるわけではないので、無理してまで取る必要はないでしょう。
万全に備えるなら?上級者向けの資格を簡単に紹介!
ある程度経験を積んだ後、給料を上げるために取っておきたい資格は以下の通りです。
- TOIEC
- 日商簿記2級以上
- 社労士
これらの資格は難易度が高く、使える場面が限られている反面、特定の業務に携わる際に力を発揮してくれます。
たとえば、TOIECのスコアが600点以上なら英文事務や貿易の仕事ができますし、簿記2級以上や社労士の資格は人事、経理、財務の仕事に活かせます。
特に社労士の資格は国家資格なので、正社員を目指す際にも強みになりますね。
まとめ:よし、資格を取ろう!でもその前に・・
以上、事務未経験者向けの派遣で有利になる資格でした!
最後に改めて注意しておきたいことは…
資格は持っているだけでは意味なく、業務にどれだけ生かすことができるかが重要だということです!
正直、事務経験がない人が資格を持っていることをアピールしたところで採用担当者の心に響きませんし、説得力もありません。
それよりも「事務経験◯年あります!」という人の方が企業側も欲しいでしょうし、資格を履歴書に書いたところで「資格をどんな業務にどのように生かしてきたか」は間違いなく問われます。
つまり、事務未経験の場合は資格よりも経験を積む方が重要、ということです!
それだけ、実務を通じて学ぶスキルは貴重なもので、経験を早く積めば積む程、正社員になれる日も近づきます。
最後に言うのもアレですが、資格取得に1〜3ヶ月以上時間をかけるぐらいなら、先に事務経験を積んだ方がいいですよ^^笑
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